成人式の振袖事情最新動向
振袖は購入?レンタル?
成人式で振袖を着る場合、購入するのとレンタルとどちらが良いのか迷ってしまいますよね。
株式会社きものきらりによると、成人式を機に振袖を
と過半数を超え、レンタルが22%、母親の振袖を着用した人が11%、その他が9%とのことです。成人式は一生に一度のお祝い事とあって、娘のために振袖を買ってあげるという方が多いようですね。
もちろん、購入にもレンタルにも良い点や悪い点がそれぞれありますから、両親や祖父母で話し合い、一番良い思い出に残るようにしてあげましょう。
振袖購入のメリット・デメリット
振袖を購入する一番大きなメリットは、
という所にあります。プリント等で量産されている格安の振袖を除き、基本的には全く同じデザインの振袖というのはほぼありません。
1点ずつ職人が心をこめて作っている振袖は、絵柄や色が異なり、多くの人が参加する成人式でも自分らしさの出る素敵な衣装となります。
購入した振袖は、成人式以外にも
など様々な場面で着用することができるので、意外とたくさん使うことができます。お店によっては、振袖を購入するとずっと着付けが無料・割引という所もあるので、このようなサービスを選べば、成人式以降も安心して使い続けられます。
着物は何十年と長く使える衣装なので、きちんと保管すれば、その子供や孫も着用できます。
振袖を購入した際のデメリットは、やはり
ことです。振袖と帯、そして着付けに必要な小物類など一式で揃えなければならないので、まとまった費用が必要になります。
また、振袖は未婚の第一礼装となるので、結婚してしまうと着用する機会がなくなってしまうという点もデメリットではありますが、長く使えるという事を考えるとそこまで大きなデメリットではないかもしれません。
ちなみに、着物・振袖買取の口コミサイトで知りましたが、振袖や着物は ので、今後もし着なくなってもお金になります。
振袖レンタルのメリット・デメリット
振袖をレンタルした場合の最大のメリットは、
ということです。成人式では振袖以外にもヘアメイク、記念写真など細々と出費がかかるので、できるだけ費用を抑えたいという場合にはレンタルの方が向いていると言えます。
お店や素材、流行などによっても変化しますが、基本的には
の値段でレンタルすることが可能です。今や、振袖のレンタル品も非常に増えてきているので、色や柄も豊富な中から選べる様になっています。
購入となると、今後のことを考えてデザインを選ぶ必要がありますが、レンタルなら今着たい振袖を選べるので、特に流行柄を着たい場合には良いと思います。
着用後の
ので、手間がかからないという点もメリットの1つです。レンタルのデメリットとしては、やはり実物が手元に残らないということです。
振袖のレンタル代が購入の半値とすると、成人式を含めて今後
になることがあります。(ちなみに私の場合、経済面が一番気になっていましたが、娘が2回は着たいと言ったので購入にしました。)
また、あくまでレンタルなので着物のサイズが決まっており、もし気に入った着物があってもサイズが合わないということもあります。
新作の振袖や人気の高いデザインは、レンタルでも需要が高いので、
できないこともあります。成人式の振袖Q&A
振袖を購入する予算はどのくらい?
振袖の値段はかなりピンキリで、安い物なら10万円台、高い物なら100万円以上します。
一般的には、
となっているそうです。この予算は、帯や小物も揃った状態の総額なので、振袖を購入したいという時には、この辺りを予算に考えておくと良いと思います。
ちなみに、ある程度質の良いものを購入したいけど、予算が合わないという時は、
という手段もあります。何を基準に購入する振袖を選べばいいの?
振袖を選ぶ基準は、
の3つがあります。素材については、基本的には正絹(シルク)の着物が一般的で、ラインナップも一番多いと思います。
予算を抑えたければ、ポリエステルなど化学繊維の振袖という選択肢もありますが、今やレンタルでも正絹が多くなっているので、成人式では少し浮いてしまう可能性があります。
色や柄は本人の好きな物を選べば良いですが、長く使うのであれば、流行に左右されない古典柄がおすすめです。
振袖はいつまでに購入すれば良い?
成人式は1月に行われるので、前もって購入し、余裕をもって準備しておきましょう。
反物から仕立てる場合、仕立て上がりの振袖を購入する場合、どちらでも、
ところです。また、1年半前の7~9月頃には動き始めるというご家庭も増えてきています。
振袖は出会いも肝心ですから、早めの段階からちょくちょく呉服店に見に行き、色・柄の気に入った着物を見つけた段階で購入すると良いでしょう。
振袖以外に持っていた方が良いものはある?
振袖は、着物と帯だけあれば使えるものではありません。
成人式当日のために、肌着や長襦袢、紐、バッグ、草履といった様々な小物を買い揃えておく必要があります。
のが便利です。
呉服店によっては、一式振袖とセットで販売していることもあるので、購入時にお店に確認しましょう。